HOME  |  世界の朝食TOP  | 世界の朝食【アメリカ・シカゴ】

ヤマザキ 世界の朝食
一日の元気は、朝食をしっかり食べることから始まります。
世界各地のバラエティ豊かな朝食---
また、幸せの香り漂うパン料理などを紹介していきます。
月刊dancyu[ダンチュウ]10月号
月刊dancyu[ダンチュウ]2010年10月号
編集タイアップ企画より
今月の1皿~「エッグベネディクト」 世界地図 USA
アメリカ・シカゴ
ご馳走感たっぷり!
“エッグベネディクト”
一口食べれば、あまりのおいしさに誰もが感動! アメリカのパン料理の中でもとくに豪華な「エッグベネディクト」はアレンジ自在。写真はコンビーフを主役にしたもので、さらにポーチドエッグをフライドエッグに替えて、海老入りのオランデーズソースをかけたスペシャル版。赤玉ねぎ、イタリアンパセリのみじん切りを散らして彩り鮮やかに。エッグベネティクトの作り方→
   アメリカ・イリノイ州シカゴ。ここは東のニューヨーク、西のロサンゼルスに次ぐ北米屈指の世界都市だ。広大な土地、豊富な水、交通の要衝という地理的条件に恵まれ、中西部における工業、商業、文化、流通の一大中心地をなす。ミシガン湖からの季節風が容赦なく吹きつけ、強風の日が多いことから、別名“Windy City(風の街)”とも呼ばれている。
 そんなシカゴは、アメリカ屈指の料理のおいしい街として有名。『ミシュランガイド シカゴ版』の発売がこの11月に予定され、シカゴアンたちの話題は、気に入りの店の情報交換でもちきりだ。移民国家の象徴のように多様な食べ物にあふれてはいるが、彼らの食文化のベースはやはり伝統的なアメリカ料理にある。
 アメリカ料理といえば、さまざまな国の食文化を取り入れながら、独自にアレンジしたものがほとんど。主にヨーロッパやアフリカの料理から派生したと言われている。ハンバーガーやホットドッグ、ミートローフ、シーザーサラダ……そして近年、シカゴでも朝食やブランチで気軽に親しまれるようになった「エッグベネディクト」も、一説によるともともとはフランス生まれのパン料理なのだという。
 トーストしたイングリッシュマフィンにハム(またはベーコン)とポーチドエッグをのせ、最後にオランデーズソースをかけるのが基本形。週末にレストランやカフェで楽しむ、ちょっと贅沢なオープンサンドだ。
 また、定番のハム以外にもコンビーフやサーモン、アンチョビなどを主役にアレンジを施したエッグベネディクトが大人気。サクッと香ばしいマフィンと、濃厚でなめらかなソースが奏でる絶妙なハーモニーを味わえば、誰もがしばし優雅な気分に浸れることは間違いない。
 さて、この地に住む人々の食事は、おいしさはもちろん、ボリュームだって大切だ。朝食からピザ風のサンドイッチを何食わぬ顔でペロリと平らげる姿は、何とも気持ちが良いものである。しかも、つくり方は見た目以上にシンプル。なるほど、食べることが好きな人ほど、朝の時間を快適に明るく過ごす術を知っている。
朝のテーブルから
シカゴの朝食例。トーストした食パンの上にのっているのは、グリルしたソーセージと、たっぷりのトマトソース。そこにチーズやマッシュルームのソテーを添えれば、あっという間にピザ風のオープンサンドに変身。フレッシュなオレンジジュース、コーヒーを添えて。
ピザ風オープンサンド
ヤマザキ
朝食から始まる幸せ。
その他の国もご覧ください ヤマザキ世界の朝食 index