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ヤマザキ 世界の朝食
一日の元気は、朝食をしっかり食べることから始まります。世界各地のバラエティ豊かな朝食 また、幸せの香り漂うパン料理などを紹介していきます。
月刊dancyu[ダンチュウ]
月刊dancyu[ダンチュウ]2016年2月号
編集タイアップ企画より
聖母と民族の祝祭。食卓を飾る温かな味
右は「肉とモーレのタマレス」。モーレはカカオや唐辛子など数十種類の素材を使ったメキシコ独特のソース。未知なる味覚まで引き出されそうな不思議な旨さ。左はパンを器に見立てた「海老のクリームスープ」。パンの風味が徐々にスープに移り、一口ごとに違うおいしさに。
 空気は乾き、太陽は翳(かげ)りがち。温暖なメキシコシティーでも確かに冬を感じる時季にその日はやって来る。2月2日の「カンデラリア祭」。キリストの生誕40日後の「聖母マリアの清めの祝日」で、メキシコの長いクリスマス期間最後を飾るイベントだ。地方ではパレードなども催されるが、この大都市ではむしろ家族や友人と集うアットホームな習慣が大切にされている。
 そんなカンデラリア祭にみんなで食べる行事食が「タマレス」。トウモロコシ粉にラードを加えて練った生地にさまざまな具を包み、トウモロコシやバナナの葉でくるんで蒸す。普段は市内中に屋台が立つ庶民の味だが、キリスト教が普及する以前から神々への供物とされていたともいう。この土地で脈々と受け継がれるトウモロコシ文化を今に伝える伝統料理の一つである。
 具は果実や蜂蜜など甘系から肉、チーズ、欧州文化との融合から生まれたモーレ(ソース)まで。どんなものも受け止める懐深い美味と豊かな香りは、この国の風土や遥かな時代にまで思いを誘う。滋養もたっぷり。聖母も元気になりそうな一皿だ。
 もう一つ、食卓にほぼ必ず上るのがスープ。主婦たちがつくるスープは、魚介や肉、野菜のだしを効かせた、唐辛子の国のイメージとは程遠い優しい味。心も体もほっと潤う。カラカラのメキシコシティーの冬に、何よりうれしいのがこれなのだ。スープに合わせるのは小麦粉のパン。浸してもよし、あっさり味のスープにコクが出る。その味わいの楽しさは、パンがこの土地の食の大切な一部であることを伝えてくれる。
 さて祝祭の当日、市民はまず教会へ。美しい装飾に気分は華やぐが、クリスマスの終わりを感じて寂しくもなるという。でも、朝食の席に着いたらその思いもどこへやら。高く盛られたタマレスに、ほかほかのパンやスープ、そして家族の笑顔。この日が過ぎればそろそろ暖かい風が吹く。そんな春の予感も訪れるカンデラリアの朝である。
ピリリと刺激的! メキシコ流の焼きサンド「パンバソ」 「パンバソ」は、ソフトな丸パンのサンドイッチをサルサに浸して鉄板で焼いた、メキシコシティーの食堂などで見かける軽食。礼拝帰りの人が買うのか、教会前に屋台が出ていることもある。右上は「アトレ」。トウモロコシ粉をベースにした伝統的な飲み物で、朝や寒い夜に好んで飲まれる。バリエーションも豊富。 パンバソ
ヤマザキ
朝食から始まる幸せ。
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