平成24年5月31日
山崎製パン株式会社
東日本大震災に対する寄附金の拠出について
 

当社は、東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県上閉郡大槌町の復興を支援するため、2億円の寄附金の拠出を決定いたしました。
この寄附金は、被災地の復興支援のために迅速にお役立ていただくため、同町において救援活動を実施する民間援助団体「公益財団法人国際開発救援財団」及び「特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン」の二団体に寄贈いたします。

岩手県沿岸部にある大槌町は、震災により町の基幹産業である水産業が壊滅的な被害を蒙りました。現在、同町は経済活動と雇用回復の観点から、大槌町全体の復興につながる水産業の早期の復旧に取り組んでいますが、漁業従事者のほとんどの方が被災されており、復旧活動は厳しい状況にあります。当社は、大槌町に対し一刻も早い支援が必要と考え、上記の民間援助団体を通じ、機材の購入など漁業関連施設を中心とした支援を行います。

当社は、震災当初より、被災地への救援食糧の供給を中心とした支援に取り組むとともに、民間援助団体への支援を通じ、被災された方々の細かいニーズに対応した支援活動に協力しています。また、昨年10月1日から1年間の予定で、食パン「モーニングスター」の売上から1斤につき1円を被災地の支援に寄付する取り組みを実施いたしております。
被災地の復旧復興には引き続き幅広い支援が必要となっており、今後も様々な活動を通じ、被災地の復旧復興を支援してまいります。

 
寄附先
公益財団法人 国際開発救援財団
   
特定非営利活動法人 ワールド・ビジョン・ジャパン
 
寄附金
国際開発救援財団
1億8千万円
 
   
ワールド・ビジョン・ジャパン
2千万円
 
   
合計 2億円
   
以上
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<ワールド・ビジョン・ジャパン及び国際開発救援財団について>
ワールド・ビジョン・ジャパン及び国際開発救援財団は、支援を必要とする国や地域において国際的な援助活動を実施している、日本の民間援助団体です。大規模な自然災害発生時には、緊急援助活動や復興支援活動を行っており、これまでにも新潟県中越沖地震(2007年)、中国四川大地震(2008年)など、国内外において多くの救援活動の実績があります。 両団体は、東日本大震災発生後、速やかに被災地での救援活動を開始し、行政や支援企業とも協力のうえ、被災者の方のニーズに合わせ迅速な救援活動を展開しています。
詳細はそれぞれの団体のホームページをご覧ください
(特非)ワールド・ビジョン・ジャパン http://www.worldvision.jp
(公財)国際開発救援財団 http://www.fidr.or.jp