エンジニア
リング職
ヤマザキの「仕事」
入社6年目
小坂 駿人
2016年入社
※入社年数は取材当時のものです。
武蔵野工場(東京)
工務課(保全係)
まだ明確な志望が無い時に、どんな企業があるのだろうと求人票を見ていました。高専ということもあり、多くが工業系の求人でしたが、その中でヤマザキを見つけ、食品企業からの求人もあったんだと興味が湧いたことがきっかけです。「ホワイトデニッシュショコラ」や「スイートブール」をよく食べており、学生の頃からヤマザキを身近に感じていたこともあり、これも何かの縁だろうと入社を決めました。
製品の製造に欠かせない生産設備の安全・安心・安定稼働を目指し、毎日の点検・保守作業を行っています。
また、ヤマザキでは、日々試行錯誤しながらお客様のニーズに合わせた新製品開発が行われています。私の所属している「保全係」という部署では、そんな新製品を生産するための生産設備の改良・開発なども行っています。
最初は先輩方と一緒に仕事を行います。生産設備の機能や仕組み、使用する工具の使い方、溶接や旋盤等での加工方法など、点検、保守業務を行う上での基本を教えていただき覚えることがメインです。
正しい知識を身に付け、事故・ケガの無い様に基礎からしっかり教えていただけるため、安心して仕事に取り組むことができます。
ヤマザキでは、毎月、新製品が開発されるため、製品に合わせた機能を持つ機械が必要になることがあります。しかし、その都度専用の機械を購入することはできません。そこで重要になってくるのが私たちの仕事の一つである機械の「改良」、そして新たに作り出す「開発」です。自分の知識や経験、アイディアを具現化し、成功した瞬間に味わう達成感は「ものづくり」が好きな人にはたまらない一瞬だと思います。
機械工学、電気電子工学、情報工学の基礎知識の取得と実験・実習を通じて総合力のある技術者の育成を目標にしている学科で5年間学んできました。その中で、フライス盤や旋盤を用いた金属加工やシーケンス制御回路の開発・変更など授業で行ったことをベースに仕事を覚えることができ、仕事の理解を深める事にも役立っています。
私たちの仕事は、生産現場の作業効率化、省人省力化、フードロス削減などにつながります。普段行う仕事の中でも、常に今ある状態が最良だと思わず、自分の手で良くするんだと意識していきたいです。
そして、ヤマザキには全国に28の工場があるので、全国規模の水平展開ができるようなアイディアを自ら提案できるように頑張りたいです。
ヤマザキで仕事をする上で必要なことは入社してから学ぶことができ、今では安心して仕事を行えています。しかし、やっぱり学んだことを自分の糧にするのに高専での勉強が役に立っていることも事実で、学生の時にもっと勉強しておけば…と後悔しています。
色々なことに対して興味を持ち、学ぼうとする姿勢を身につけることが大事だと思いますし、自分自身もそうでありたいと思います。