専門職
ヤマザキの「仕事」
入社8年目
酒井 久輝
2013年入社
※入社年数は取材当時のものです。
中央研究所
製パン技術開発室
研究・開発
子供から大人まであらゆる世代の方に、食べて感じる「感動」をお届け出来る、これが決め手になりました。
ヤマザキには全国展開、製品開発力、といった当社ならではの影響力があり、自分が創った製品をより多くの方に食べて頂きたいという夢を実現できると強く感じました。
非常に強い熱意を持って製品作りを行っているところです。
製品の開発担当者が熱意をもって規格作りをしていることに加え、工場の生産技術者が非常に熱い想いを持って日々製造に打ち込んでいます。
美味しい製品を最高の品質で出荷できるようにと込める想いは、焼立てのパンのように熱々です!!
新製品の開発や既存製品の品質向上に向けた研究です。
これまでパンには使用しなかった新規素材や機能性素材を組み合わせ、低糖質パンといった健康志向製品などを開発しています。
また、小麦粉・パン酵母等の原料やオーブン等の生産設備について、生地の特性や製品の品質に及ぼす影響を一つ一つ明らかにし、製品の品質向上に貢献しています。
「こんなのパンじゃない!」。健康志向パンの開発をしていたとき、健康素材独特の風味や食感がマイナスに出てしまい中止になりかけましたが、本社開発担当者やラインテストに協力してくれた工場の生産技術者と何度も意見を交換し改善を重ねることで、何とか製品化に繋がりました。
今では様々な風味や食感のパンが増えてきていますね。
パンは生き物!原料を混ぜてからお客様に食べて頂くまで、パンは刻々と変化します。
一番おいしい状態で食べて頂けるように、製パン工程を科学的に捉えて今ある課題を一つ一つ解決し、さらに新製品・新技術を開発していく。終わりなき戦いですが、よりたくさんの「美味しい」感動を届けられる研究をできることにやりがいを感じます。
パン作りは職人達が長年培ってきた熟練の技術とシステム化された技術の両方から成り立っています。
生産ラインの少人化・無人化には匠の技を如何に自動化するのかといった課題があります。
一つ一つの生地作りや製品作りに加え、多方面に目を向けながら、常に前向きに、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいです。
ものづくりを楽しめる後輩と働きたいです。
生産系の研究では日々の試作の中から様々なことが分かります。
ミクロからマクロまで食品を科学するには、なんといってもまず製品を作るところから始まるので、美味しいものを作りたいという熱い志をもった後輩が入社してくれると嬉しいです。