専門職
ヤマザキの「仕事」
入社9年目
伊藤 由晃
2012年入社
※入社年数は取材当時のものです。
武蔵野工場(東京)
工務課
武蔵野工場(東京)
工務課保全係班長
生きていく事に欠かす事の出来ない“食”を通じて社会貢献が出来る会社に入りたいと思い就職活動をしていました。
学生時代にまるごとソーセージや大きなメンチカツパンが好きでよく食べていた事もありヤマザキに興味があり、会社説明会に参加しました。その際、工業大学で学んでいる機械や電気の知識を生かす事が出来るエンジニアリング職に魅力を感じ、選考に進んだところ、さらに魅力が増していきましたので、ヤマザキに入社する事に決めました。
入社前は、長い歴史のあるヤマザキの製造ラインは、改善しつくされた完璧なものであり、そのラインを維持していく事が仕事だと思っていました。
しかし、入社してみると日々より高い品質を目指し、生産設備の改良や五感をフルに使ったメンテナンスなどを行っている事を知り、やりがいのある仕事だなと感じました。
工場にはさまざまな製品を生産する製造ラインがあり、24時間365日稼働しています。
その製造に欠かす事の出来ないのが生産設備です。私はその生産設備の安全・安心・安定稼働を目指し、日々、保守・点検を行っています。
また、品質の安定と効率的な生産を実現する為に設備の導入や自分にしかないアイディアを加えた設備改善も行っています。
食パンラインを担当していた5年目に食パンの生地を作るミキサーの新規導入工事を成し遂げた事です。
ミキサーの導入に5千万円、工事期間は3日間を要する大型工事でした。
工事に関わる日程や工程を製造現場、設備メーカーと1年前から何度も打ち合わせ、予定通り工事が無事完了し、より良い食パンを生産出来る設備投資が出来た事が印象に残っています。
常日頃から生産設備を見ていると、機械の調子が我が子のようにわかってくる事が多々あります。
それは日頃から五感を使い、良い状態を見ているからです。
異変がある時は、音や匂い、触った感覚などがわずかに異なります。そのような時、壊れてしまう前にメンテナンスを実施して未然に故障を防ぎ、安定稼働に貢献出来た時は仕事のやりがいを感じます。
現在社会問題として挙げられている労働力不足などに対し、科学的根拠に基づいた技術革新で貢献したいと思っています。
例えば、人の力で行っている作業を機械が出来れば省人化になりますし、同じ時間で多くの製品を作る事が出来れば能力向上や省エネに繋がります。またAIやIoTの生産設備への導入も進めていきたいと考えています。
何事も興味を持って前向きに考える事が出来る後輩と働きたいです。私自身もそうでしたが、決して機械や電気に詳しくなくても安心してください。諸先輩方が一からサポートしてくれます。
興味を持って取り組む事が仕事への原動力に繋がります。そんな前向きな後輩に入社してほしいと思っています。