いつ来ても楽しい!
愛着を感じる自分たちの売店が実現しました

ヤマザキショップ柏市役所店様

食堂が閉店した後の空きスペースを活用してコンビニのようなお店と、くつろげるイートインコーナーがある喜ばれる福利厚生のスペースを自分たちで運営していくことを計画。しかし、採算性の問題や、店づくりの考え方の違いが大きく出店協力をしてくれる業者さんはなかなか現れませんでした。 唯一、ヤマザキさんだけが「できる」と言って下さり、おかげさまで私たちのこだわりが十分に活かされた施設ができました。職員を中心に毎日500人以上が利用する大切な憩いの場となっており私たちも大いにやりがいを感じて、店舗運営に励んでいます。

ヤマザキショップ柏市役所店様
オーナー 柏市役所職員厚生組合様

所在地 千葉県柏市柏5丁目
2021年3月開店 (取材:2022年春)

JR常磐線で上野から30分余りの柏駅徒歩10分に位置する柏市役所。その地下1階、食堂の廃止に伴う空きフロアに、こだわりのデザインを施した休憩スペースと併せ、職員・来庁者ともに気軽に利用できる店舗として2021年3月1日にオープンしました。 職員の互助会である柏市役所職員厚生組合が自ら運営する形をとり、職員による、職員のための「愛され、愛着をもって利用していただける」店をめざし、お客様を飽きさせない、いつ来ても楽しく買物ができる店舗運営を追求しておられます。

店舗外観
店舗外観

開店の経緯についてお聞かせ下さい。

売店運営事務局様 ここには外部業者に委託していた食堂がありましたが、長年採算が厳しく、コロナ禍の影響もあって、閉店のやむなきに至りました。 組合としては、空いたスペースを何とか職員の福利厚生に役立つ施設にしたいと思い、コンビニエンスタイプの売店とイートインスペースを備えたくつろぎの空間にすることを計画しました。 しかし、地下という立地条件や、市役所が平日の昼間しか開庁していないという時間の制限によって、いわゆるコンビニ

エンスストアのチェーンでは出店できないと言われており、唯一「できる」と言ってくれたのがYショップという業態をお持ちのヤマザキさんでした。 外部オーナーへの運営委託も可能と言っていただきましたが、大きな利益が見込めないのであれば、最大限、職員に還元できるのは直営ではないかと考えて、ヤマザキさんのサポートを受けながら、自分たちで運営することにしました。

ヤマザキショップ開店の決め手になったことは?

売店運営事務局様 ローコストで開店でき、運営コストもリーズナブルであるため、この立地条件でも十分に運営が可能という開店計画を示され、イートインスペースの設計・工事を担う業者との連係

作業も何の心配もないと言って下さったことが大きかったです。これまで、集客が限定されたさまざまな施設内で、数多くのヤマザキショップが成功しているという実績も決定の後押しになりました。

品揃えの充実とともに、POPを積極的に活用して購買意欲を高める売場づくりを工夫
売場を囲むように設置された休憩スペースは天井いっぱいに樹木の枝がひろがるデザイン。樹木のやさしさに包まれ、職員がくつろげる空間を演出

実際に開店して、いかがでしたか。

売店運営事務局様当初の試算では、客数350~400人が採算ラインということでしたが、開店後の実績はそれを大きく上回り、平均500人を超えてびっくりしました。その好調さがいつまで続くかと心配した運営担当者からは、お客様に継続してご利用いただけるよう、 来店が楽しみになる販促を実施しましょうとアドバイスされ、スタッフがある程度仕事に慣れたところで、当店独自のイベントを定期的に開催するようになりました。その効果もあり、開店から1年を経ても、500人以上の客数をしっかりキープできています。

店舗入口では、フェア商品や限定商品を効果的にアピールして楽しいワゴン販売を実施、お客様のワクワク感を高めて店内へと誘う

どのような販促を実施しているのでしょうか。

売店運営事務局様毎月5日と21日を「Yショップの日」とし、「Yショップ」と「楽しくにぎやか」にかけて「わいわい」を名称につけたイベントを実施しています。5日は毎月50種類を超えるヤマザキショップ新商品をアピールする日、21日はお客様の間で話題になるような参加型の企画や、継続来店につながる企画を工夫しています。 たとえば、店内に七夕の短冊を書いて飾ると買物が50円引になる「わいわい七夕会」、期間中ご来店スタンプを数多く集めると景品がもらえる「わいわいリピーター感謝祭」といった感じです。私共が思いついた企画の実現に向け、運営担当者が的確にサポートしてくれるのがありがたいです。

毎月5日と21日は「Yショップの日」。5日には新商品を集合陳列した「わいわい新商品コーナー」がお客様の目を引き、21日には楽しいイベントで笑顔があふれる

お店の運営で、特に心がけていることについて教えて下さい。

売店運営事務局様いつ来ても便利に楽しく買物ができ、ちょっとした息抜きもできて、職員が毎日来たくなる、愛着をもって使ってもらえる店にしたいと考えています。

そのために、お客様を飽きさせない売場づくりを心がけ、販売スタッフは笑顔とお客様との会話を大切にし、お客様の声を品揃えに活かすようにしています。

今後の抱負をお聞かせ下さい。

売店運営事務局様福利厚生が目的で利益を追求する店ではないといっても、将来の店舗のメンテナンスや機能充実などを考えた場合、一定の利益の確保は必要です。 これまでは目先の販売活動だけで精一杯でしたが、今後は将来にわたって職員に満足される店づく

りをするための利益の確保という面にも留意をして店舗運営に取り組んでいきたいと思います。 いつまでも職員に喜ばれ、愛される店づくりをモットーに、庁舎内にあるヤマザキショップのモデル店と言われるような店をめざして頑張ります。

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