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ヤマザキ 世界の朝食
一日の元気は、朝食をしっかり食べることから始まります。世界各地のバラエティ豊かな朝食 また、幸せの香り漂うパン料理などを紹介していきます。
月刊dancyu[ダンチュウ]
月刊dancyu[ダンチュウ]2015年10月号
編集タイアップ企画より
ノルウェー王国 オスロ 飛行機で行く価値あり!世界に誇るコーヒーとパン
 フィヨルドの奥深く、バイキングが自然を砦とするかのように築いたこの街が今、コーヒー愛好者の熱い視線を集めている。ノルウェーの首都・オスロ。バリスタ世界大会ではここ十数年で優勝者を2名輩出、ニューヨークタイムズ紙には「世界最高、飛行機に乗ってまで試しに行く価値あり」と絶賛された。その評価は伊達ではなく、「ここで初めてコーヒーを味わう楽しみを知った」と言う訪問客も後を絶たない。
 ノルウェーコーヒーの特徴は出自が明確で良質なコーヒーを浅めに焙煎し、個性を際立たせること。フルーティーな酸味や甘味がふくよかで、コーヒーが果実の種であることを改めて実感する味わいだ。この美味を生むためバリスタたちの熱意は相当。店を飛び出し、コーヒーの買い付けから手がける人も多い。そんなスペシャルティコーヒーを多くのカフェが使用し、さらに店から家庭に売られていく。そのおいしさがまた新たな人材を引き寄せる。オスロのコーヒーはまだまだ進化を止めそうにない。
 もとよりコーヒー愛の強いお国柄。一人当たりの摂取量は世界トップクラス。家でオフィスで街のカフェで、日に何度もコーヒーを手にした輪ができる。時にはおやつパンを食べながら、より寛いだ時間となることも。この国には香り高い雑穀パンや素朴な甘さの菓子パンなどコーヒーに合うパンも数多い。なかでも人気が「スコーレブロー」。直訳すると「学校のパン」。名の由来は定かでないが、黄色いカスタードがのった丸いパンに細切りのココナッツがふられた姿や風味が、どこか太陽や南国を思わせる。テーブルが明るくなるパンである。
 さてそんなブレイクタイムの始まりは、もちろん朝食から。オスロの10月は日の出も徐々に遅くなる時季。朝食は太陽の代わりに心と体を目覚めさせる役割も果たす。その食卓に欠かせないのが、お気に入りのコーヒーとパン。そして家族の語らいがあれば、そこは常に温かい。

ヤマザキ
朝食から始まる幸せ。
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