食パン印字修正装置
製品表示で欠かせない消費期限表示。この所定の表示位置の中心に印字されないという課題をカメラ技術を活用して改良開発した事例です。光電管でカメラのトリガーモードを起動させ、カメラで取得した「包材の文字」や「白抜き」の座標情報を補正装置本体に転送します。
その座標情報をもとに、インクジェットプリンター(IJP)ノズル位置と印字タイミングを補正し、印字する装置です。
このカメラ技術は、その他生産設備でも導入し、好事例として水平展開しています。
ヤマザキのエンジニアってどのような仕事をしているのか、イメージできますか?
エンジニアの使命は、「品質を追求し、工場の設備を支える」・・・そう「生産現場を安定稼働させること」が使命です。
ものづくりは全て手作業から始まります。しかし、事業の発展には、自動化が不可欠。今、我々には最先端の技術力が求められています。
ヤマザキ製品の「品質」は、エンジニアの「技術力」が鍵を握っています。製パン業界No.1へと成長できたのも、ヤマザキには確かな「技術力」があったから。その製パン業界No.1のエンジニアの技術力の一部をご紹介します。
2018年2月から、神戸市西区の西神工業団地に「神戸工場」が竣工し、稼働を開始しました。
神戸工場は、食パン、ランチパック、ミニパン、スナックスティック、ペストリー、ドーナツの6ラインを有し、「ロイヤルブレッド」や「ランチパック(ピーナッツ)」、「薄皮つぶあんぱん」など食パンや菓子パン類の主力製品を集中生産します。
神戸工場に導入した最新鋭の製パン機械設備は、これまでにヤマザキが培ってきたノウハウと最新技術を結集したもので、品質の安定向上と省人・省力を追求した高効率で生産性の高いラインを実現しました。
また、食品安全衛生面では、AIBフードセーフティを基軸とした万全の体制を整備し、食の安全・安心の確保を徹底します。
環境面では、CO2削減に対応する最新の省エネルギー機器の導入や全館でのLED照明の採用などを実施し、さらに防災面では地震対策や防火対策を強化しました。
製品表示で欠かせない消費期限表示。この所定の表示位置の中心に印字されないという課題をカメラ技術を活用して改良開発した事例です。光電管でカメラのトリガーモードを起動させ、カメラで取得した「包材の文字」や「白抜き」の座標情報を補正装置本体に転送します。
その座標情報をもとに、インクジェットプリンター(IJP)ノズル位置と印字タイミングを補正し、印字する装置です。
このカメラ技術は、その他生産設備でも導入し、好事例として水平展開しています。
ロングセラー商品の「ホワイトデニッシュショコラ」。
中には板チョコが入っていますが、従来この板チョコは全て手作業で生地の上に乗せて、成型していました。そこでこのチョコレート供給機を開発し、省人化を図った事例です。
このチョコレート供給機は、開発した事業所以外に水平展開しており、その他の製品にも応用して活用しています。
ヤマザキのエンジニアは、新工場建設のような大規模プロジェクトから、日々生産している生産設備の改良まで、様々な仕事に携われるチャンスがあります!
新工場建設のような大規模プロジェクトは、頻度としては、少ないですが、経営層からのリクエストに応じた企画・戦略を考えるときは、「大きな仕事に関わっている」という気持ちになります。
設備改良開発についても、好事例は全国水平展開されますので、自分が考案した設備が全国で使われるかもしれません。
常に向上心を持って、前向きにチャレンジしてくれるエンジニア社員と働きたいです!
紹介している生産設備改良はほんの一部。ヤマザキでは、各事業所毎に生産設備の改良を行っています。私も日々、生産現場社員とコミュニケ―ションを取り、改良・開発のヒントをもらっています。
皆さんもやる気次第で入社直後から自分の知識や経験を活かして、改良・開発に携われることができます。
スーパーやコンビニで何気なくお客様が笑顔で手に取ったその製品が自分が考案した機械で作られたものであれば、何物にもかえがたい喜びと仕事のやりがいに繋がります。
こうした喜びを分かち合いたい学生の皆さん、ヤマザキでお待ちしています!