2017/07/10

ミニスナックゴールドの作り方を大公開!
おいしさの秘密、丸裸にしちゃいます

『スゴ~イデスネ!!視察団』でも紹介された
日本のすごさを感じるワザが満載の菓子パン

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テレビ朝日系列で放送されている『世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団』で、ミニスナックゴールドが紹介されました。『世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団』といえば、テーマに沿った海外の専門家を日本に招き、母国と異なる日本のすごさを感じてもらう、という番組。パン大国から来日した専門家にミニスナックゴールドの製造工程をご覧いただいた際にも、そのこだわりを十分にご理解いただけたのではないかと思います。
番組では製造工程の一部を取り上げていただきましたが、そのこだわりは全工程にわたります。今回、その全容を初公開いたします!

どの工程も妥協は一切ナシ!
とことんまでこだわった製法に迫る

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デニッシュのサクッとした食感を活かしつつも、しっとりとした食感も感じられるのが、ミニスナックゴールドの特徴の一つ。「サクッ」と「しっとり」は一見対照的な感じがしますよね?サクッとした生地にしっとり感をプラスするためには、パン生地づくりにヒミツがあります。まずはその独自製法を、順を追って包み隠さずにご紹介したいと思います。どの工程にも、おいしく仕上げるためのポイントが隠されているのです。

① 小麦粉、パン酵母、水などを混ぜ合わせてつくったパン生地を、リターダーという温度・湿度を管理できる部屋でゆっくりと発酵させます。リターダーの温度は2~3度に保たれ、ここで生地を寝かせる時間はなんと10時間以上。長時間低温で発酵させ、小麦粉に水分をじっくり浸透させることで、小麦粉の旨味を引き出すとともに、しっとり感を出しています。

② 生地と生地の間にマーガリンを折り込み、もう一度リターダーの中で5時間寝かせます。

③ パン生地とマーガリンを36層になるまで折り重ねた後、1個の分量に切り分けます。

④ 切り分けた生地を熟練のスタッフが22回ねじってから、くるくると3回転半巻きます。22回以上ねじってしまうと食感がかたくなり、少なすぎるとボリュームがなくなってしまいます。さらにツイストすることによって、日本人が好む噛み心地の良い食感も生み出しています。

⑤ 70分間、最終発酵させてから焼き上げます。オーブンの中は3つのブロックに分かれていて、それぞれ目的によって温度に違いがあります。最初は層を膨らませて全体を持ち上げるために高温の230度で焼き、次は220度で中心まで熱をしっかりと通し、最後は表面においしそうな焼き色が付くくらいの温度で焼き上げます。

⑥ 焼き上がったら甘いアイシングを線状にかけて出来上がり!

このようにどの工程にも妥協のないミニスナックゴールド。このほか、熟練のスタッフがねじって巻いて形を成形するときには、中心部に親指くらいの隙間をあけ、生地全体をあまり締め付け過ぎないようにするのもこだわりのひとつ。これを1人で1時間に800個も成形することからも、そのワザのすごさをうかがい知ることができるのではないでしょうか。

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発売以来48年。見た目や作り方はそのままですが、時代に合わせて変化を遂げているミニスナックゴールド。当時と比べると日本人はよりやわらかいものを好むようになっています。そのため、ミニスナックゴールドも配合を工夫し、引きの強い食感から歯切れのいい食感へと少しずつ変わってきています。

これからも変わらず多くのみなさんに愛し続けていただけるように、最新のお客様ニーズに合った味や食感を追求し、丁寧な仕事でおいしい菓子パンをつくっていきます!

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