2021/09/01

年間20種類以上も発売!? 知ってるようで知らなかった「薄皮ミニパンシリーズ」!

薄皮ミニパンシリーズ

かわいらしいサイズ感のミニパンに中身がたっぷり入った「薄皮ミニパンシリーズ」。その代表格といえる「薄皮つぶあんぱん」は、優しい味わいと手軽さで愛され続け、なんと今年で発売20周年を迎えました!
手軽ながら食べごたえのある「薄皮」構造は、実は和菓子の「薄皮まんじゅう」から着想を得たもの。古くから和菓子の製造も行うヤマザキならではの商品なのです。
そこで今回は、「薄皮つぶあんぱん」発売20周年を記念して、「薄皮ミニパンシリーズ」を深掘り! つぶあんやクリームなど、お馴染み商品の人気ランキングや、意外と知らない!? 期間限定商品についてもご紹介します。

みんな大好き「薄皮ミニパン」の人気ランキングTOP5を発表!

2001年に発売された「薄皮つぶあんぱん」を皮切りに「薄皮ミニパンシリーズ」は、手軽な食べきりサイズで基本5個入りという、みんなでシェアしやすいスタイルが支持されています。
現在では毎月新商品が登場しており(販売期間限定)、年間20種類以上もの薄皮ミニパンが発売されているのをご存知ですか?
なかでも、直近1年間(2020年7月~2021年6月)の薄皮シリーズの売上ランキングを見てみると、不動の人気を誇るトップ5が見えてきました。
まずは、みんな大好き「薄皮ミニパン」を、5位から順に発表していきます!

5位 薄皮白あんぱん 約700万袋

薄皮白あんぱん

上品な甘さの白あんがぎっしり詰まった「薄皮白あんぱん」。
年間700万袋も売り上げる人気商品にも関わらず、TwitterなどSNSで多かったのが、「普段はなかなか見かけないので、見かけたらつい買っちゃう」という声。「関東ではレア」(!?)という意見もあり、見つけたら即買いをおすすめします!

4位 薄皮ピ-ナッツパン 約1400万袋

薄皮ピ-ナッツパン

5位の「薄皮白あんぱん」に対して2倍の売上で、4位にランクインした「薄皮ピ-ナッツパン」。しっとりとした生地に、トロッと軽い口当たりのピーナッツクリームが相性抜群です。一口目で、ふわっと鼻を抜けるピーナッツの香ばしさもポイントです。

3位 薄皮チョコパン 約3200万袋

薄皮チョコパン

第3位は、口コミサイト上で、「チョコレートの甘さと苦さがちょうどいい」「チョコレートは重たい感じがなく、甘すぎません」など、チョコレートクリームの評価が高い「薄皮チョコパン」。
販売数は3200万袋! と、3位以降の圧倒的な人気を物語っています。もっちりとした生地に、ぷるんとコクのあるチョコレートクリームでボリュームは満点ですが、甘さ控えめのクリームのおかげで、食べ飽きません。

2位 薄皮クリームパン 約4800万袋

薄皮クリームパン

2位は「薄皮ミニパンシリーズ」の2大巨塔と言っても過言ではない、「薄皮クリームパン」。なめらかな食感のクリームがぎっしり詰まっていて、末尾のコラムでも挑戦していますが、冷凍・冷蔵でひんやり楽しむ人が多いのも特徴です。
SNSなどでは、「薄皮クリームパン」に生クリームを“追いクリーム”して「マリトッツォ」にするというアレンジ派も!
また、Twitter上では、21年夏に発売された「薄皮バナナクリームパン」や「薄皮巨峰ゼリー入りクリームパン」が話題にあがることで、改めて「薄皮クリームパン」に原点回帰する人も多いよう!
「薄皮ミルククリ-ムパン」や「薄皮カフェラテクリ-ムパン」など数多のクリーム系薄皮シリーズを抑え、不動のクリームパン人気を確立しています。

1位 薄皮つぶあんぱん 約5800万袋

薄皮つぶあんぱん

堂々の1位は、 5800万袋という驚異の売上を誇る、「薄皮つぶあんぱん」。
ヤマザキパンの消費者調査では「祖母、母、3世代で」「3歳と5歳の娘も大好き」など、世代を超えて愛されているベストセラーです。
食感も楽しいつぶあんがたっぷり入った、小さなあんぱん。シンプルながら、今ではヤマザキの数ある菓子パンの売上ランキングでも、常にベスト5以内にランクインするベストセラーです。(ちなみに2016年には、年間単品売上1位(出荷価格ベース)になったことも!)
本格的なあんぱんが手軽に食べられるので、朝ごはんにコーヒーと、おやつにお茶でと、楽しみ方はいろいろ。
最近では、ホイップクリームやフルーツを挟んでマリトッツォ風にアレンジする人もいるということで、早速「パンキジ編集部」でも試してみました!

薄皮つぶあんぱん マリトッツォ風アレンジ

「薄皮つぶあんぱん」の横半分に切り目を入れて(最後まで切り落とさないこと!)、生クリームを詰めて、お好みのフルーツで飾ります。
一般的にマリトッツォは、食べるときに生クリームが全部出てしまう難点があるため、生クリームを立てるときにやや硬めに仕上げるのもポイントです。
いちごやキウイなど、甘みとともにやや酸味のあるフルーツが、特につぶあんとの相性が良いので、ぜひお試しを! ちょっとしたひと手間で、薄皮パンとクリームとフルーツが三位一体の味わいに。

ちなみに、今回発表したランキング“神5”は、2013年から2020年まで入れ替わることなく、独走中!
皆さんの推しの「薄皮ミニパン」は入っていましたか?

実はこんなにある! 薄皮ミニパンの豊富なラインアップに注目!

今回は、トップ5に輝いた定番商品以外にも、期間限定で発売後、話題で入手困難になったものや復活を望む声の多い商品など、歴代の人気商品にもフォーカスします。

デザート代わりになる多彩なクリームが人気!

薄皮レアチーズ風味クリームパン 薄皮スイートポテトクリームパン

2013年以降に発売された薄皮シリーズの売上ランキングを見てみると、(先述した定番5種以外で)上位にランクインしていたのが、「薄皮スイートポテトクリームパン」や「薄皮レアチーズ風味クリームパン」など、のクリーム系ミニパンです。

なかでも注目すべきは、クリーム素材へのこだわり!
例えば、2015年に10位だった「薄皮りんごカスタードパン」は、2016年に「薄皮ふじりんご入りカスタードクリームパン」として9位に。
シャキシャキの食感を残すふじりんごのシロップ漬けと、カスタードクリームが包まれ、甘みのなかにもジューシーさが際立っていました。

また、2013年に9位、2014年に10位だった「薄皮コーヒークリームパン」は、2015年に「薄皮炭焼珈琲クリームパン(キリマンジャロコーヒー豆のクリーム使用)」として6位にランクアップしています。
こちらは、風味豊かなキリマンジャロコーヒー豆の炭焼珈琲を使用したクリームが特徴で、ほろ苦さが癖になる味わいでした。

薄皮ふじりんご入りカスタードクリームパン 薄皮コーヒークリームパン

季節を味わう、期間限定の薄皮ミニパン!

薄皮よもぎつぶあんぱん 薄皮あまおう苺ジャム&練乳クリームパン

バラエティー豊かな薄皮ミニパンシリーズの特徴の一つとして、季節ごとに登場する商品にも注目。
春にかけて登場することの多い「薄皮よもぎつぶあんぱん」は、薄皮のパン生地そのものによもぎを練り込み、春らしい香りが口いっぱいに広がるひと品。パッケージのグリーンも春の訪れをイメージしてデザインされました。
また、冬の味覚“苺”の時期に合わせて2015年、2016年と人気を博した「薄皮あまおう苺ジャム&練乳クリームパン」は、甘酸っぱいあまおう苺のジャムと練乳クリームの鉄板の組み合わせでした。

他にも、薄皮ミニパンシリーズには毎月新商品が登場しているので、詳しくはブランドページをチェックしてみてくださいね。
https://www.yamazakipan.co.jp/brand/usukawa/index.html

ーcolumnー
凍らせてさらに美味しい薄皮ミニパンシリーズ!

SNSの声で多かったのが、薄皮クリームパンの冷凍アレンジ。
「冷凍したけど、解凍せずにそのまま食べられる」という声もあれば、「凍らせるだけと挑んでみたもののパサついてしまった」という悲報も聞かれるため、どのタイミングで食べるのが一番美味しいか!? を検証してみました!

まず、冷凍庫に入れて約20分。
パンの部分はまだふっくら感があり、ひんやりクリームと相まって、もっちりとした食感に。
凍った感覚はないため、この時点では、ひんやりクリームパンです。
冷凍庫に入れて約40分。
パンの部分はやや固まりはじめ、「冷凍」に変化した様子。このくらいになると、柔らかいアイスケーキのような味わいに。甘さもだいぶ抑えられて感じられます。

冷凍庫に入れて約1時間。
全体的に手触りはシューアイスのような硬さになりつつ、全体のモチっと感は一体感を奏でています。
パンキジ編集部としてはこの状態がデザートとしてバランスが良い気がしましたが、この際なので、このまま冷やし続けるとどうなるかも知りたくなって、2時間待つことに!
冷凍庫に入れて約2時間。
カチカチになってしまったので、凍らせすぎには注意してくださいね(笑)。
ここまでくると、一口目は少し硬く甘さも半分くらいに抑えられている印象ですが、2,3口食べ進めると、すぐに全体に柔らかさが戻りはじめ、1個食べ終わる頃には、1時間凍らせたものと同じくらいの解凍具合になります。

結果、1時間ほど凍らせたものが、全体的にモチっと感を楽しめて美味しく感じましたが、もちろん個人の好みもあるので、カチカチに凍らせたほうが好き!という方、ぜひお試しを!

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