2022/05/01

厚さの違いを楽しむ!ロイヤルブレッド定番トーストレシピ

今年で10周年を迎えたロイヤルブレッド。1972年に発売したサンロイヤルブレッドを原点に開発したこのブランドは、昔ながらのスタンダードな味わいとやさしいバターの風味が楽しめる食パンです。
しっとり柔らかく仕上がるよう、バターと上質な小麦粉を使い、中種製法で焼き上げました。そんなリッチでしっとりの口どけを楽しめるロイヤルブレッドだからこそ、トーストするときにもシンプルな味わいがおすすめ。
今回は、トーストの定番「バタートースト」と「チーズトースト」、「シュガートースト」の3つをロイヤルブレッドで作ってみました。それぞれにおすすめの厚さがあるのでチェックしてみてくださいね。

ロイヤルブレッド 角型タイプの厚さは5種類

ロイヤルブレッドには、4、5、6、8、10枚と5種類の厚さの角型食パンと、山型食パンやサンドイッチ用などがあります。

型の蓋を閉めて焼く四角い角型食パンは、生地が水分を保持しやすく、しっとりした食感が特徴。一方、山型食パンは蓋をせずに焼くことで生地が上にふくらみ、サクサクとした軽やかな味わいが楽しめます。

トースターがなくてもできる! トーストの作り方

それではトーストを作っていきましょう。今回は、トースターを持っていない方にも向け、フライパンや魚焼きグリルで焼く方法もご紹介します。

①4枚切りで作るバターじゅわっとトースト

4枚切りで作るバターじゅわっとトース

シンプルなバタートーストは、バターだけだからこそ、作り方でおいしさが何倍にも増します。実はバタートーストは、グリルやトースターよりもフライパンで焼くのがおすすめ。食パンの両面にしっかりとバターを吸わせることができ、噛んだときにじゅわっとバターが溶けだすのです。

たっぷりのバターを味わうために、枚数は4枚切りで。分厚くカットされた4枚切りを使うことでバターが十分に馴染み、表面のこんがりと焼けたカリカリ食感と、中のふっくら柔らかなパンが楽しめます。

◇作り方

  1. 4枚切りのロイヤルブレッドの表面に十字の切り込みを入れる。
  2. フライパンにバターを入れて熱し、溶けたら切り込みを入れた面を下にして焼く。
  3. 焼き色がついたら、一度パンを取り出し、ふたたびバターをフライパンで溶かして裏面を焼く。

熱々のうちにバターをのせ、表面に塗り直してからいただきます。どんなバターでもおいしく作ることができますが、塩気のある有塩バターがおすすめ。また、最後にバターを塗るときは、耳のところまでしっかり塗ると、耳までしっとりおいしく食べられます。

②6枚切りで作るカリッとチーズトースト

6枚切りで作るカリッとチーズトースト

続いては、6枚切りで作るチーズトーストです。こちらは魚焼きグリルで焼きました。直火で焼くと、チーズがこんがりと焦げ、耳もカリッとしたクリスピーな食感に仕上がります。

厚すぎず薄すぎない6枚切りのチーズトーストは、チーズとパンのバランスが均一になり、食べたときに両方のおいしさを感じられる厚さ。また、どんなトーストにも相性のいい厚さなので、何かトーストアレンジしてみたいと迷ったときは、6枚切りからはじめてみてください。

◇作り方

  1. 6枚切りのロイヤルブレッドに、シュレッドチーズをたっぷりのせる。なるべく端まで、耳の上にものせる。
  2. あらかじめ1分ほど予熱しておいた魚焼きグリルに1を入れ、表面がこんがりするまで焼く(上下火で火加減の調節ができる場合は、上火を強く、下火は弱くする)。

チーズトーストのコツは、スライスチーズではなくシュレッドチーズを使うこと。端までたっぷりとチーズを盛ることができるのです。焼き色は色づく程度ではなく、ちょっと焦げそうかな? くらいがちょうどよい焼き上がり。香ばしいチーズと小麦の香りで、まるで焼きたてパンを食べているようですよ。

③8枚切りで作るラスクみたいなシュガートースト

8枚切りで作るラスクみたいなシュガートースト

続いては甘系トーストのシュガートーストです。きび糖やブラウンシュガーなどの茶色い砂糖とバターをよく練って塗り、こちらはトースターで焼きました(魚焼きグリルでも可)。

シュガートーストは4枚、5枚などの厚みのあるパンで作るのもおいしいのですが、8枚切りを使うことで、カリカリとしたラスクのようなお菓子感覚のトーストができあがります。おやつにも食べたいトーストです。

◇作り方

  1. 砂糖とバターをよく練り、ペースト状にする。
  2. パンの表面に1を塗る。耳の方までしっかり塗る。
  3. トースターで焼き色がつくまで焼く。

コツは、砂糖とバターをよく練り、パンの表面を傷つけないように塗ること。バターが硬いと、どうしてもパンに穴を開けてしまったりするので、気をつけましょう。また、茶色い砂糖を使うことで、白砂糖よりもコクと香りがあり、風味豊かなトーストになります。白砂糖やグラニュー糖で作ると、すっきりした味わいになるので、比べてみてくださいね。

少しお塩を入れて甘じょっぱ味にしたり、インスタントコーヒーの粉末を混ぜてコーヒーシュガートーストにしたり、シナモンやバナナなど、アレンジレシピも楽しめます。違う厚みで作ると、それだけでまた変化のある味わいになりますよ。

ーcolumnー
焼かずにそのまま!
ふんわりなめらか食感を楽しみたいときは

ロイヤルブレッドは、トーストせずに食べるのもおすすめの食パンです。たとえばチョコレートとバター同量を耐熱皿に入れて電子レンジで加熱すれば、あっという間にチョコスプレッドのできあがり。砕いたナッツを入れたり、ホワイトチョコで作ってみたり、アレンジレシピも広がりますよ。

ロイヤルブレッドの厚みを変えるだけで、こんなにも幅広くトーストを楽しんでいただけます。トーストの楽しみ方が広がるので、ぜひ試してみてくださいね。

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