春のパンまつりの「白いお皿」と振り返る菓子パンヒストリー
「春のパンまつり」が、今年も2月1日からスタートしました! 期間中にヤマザキの対象商品を買うとついてくるシールを集めてもらえる「白いお皿」は、なんと2022年までの累計交換枚数、約5億5千万枚! これもひとえにお客さまのご支持のおかげです!
今回のパンキジでは、菓子パン視点からみた「春のパンまつり」というテーマで、白いお皿と菓子パンのヒストリーをお届けします。意外にも「スタート時点では、菓子パンは対象外だった!」ということがわかる「春のパンまつり」第一回目のポスターや、「白いお皿の交換枚数歴代ナンバー1」の発表とともに、その年々に発売された菓子パンを振り返るなど、菓子パンと「春のパンまつり」の切っても切れない歴史をご紹介。
1981年 春のパンまつりは「春の"食パン"まつり」だった!
1981年 白いお皿
1981年 ヤマザキ春の食パンまつり ポスター
上の写真は、1981年に初めて「春の“食パン”まつり」が開催された時の貴重なポスターです。お馴染みの白いお皿が登場したのも1981年でした。“初めての白いお皿”や、当時の対象商品の写真に懐かしさを感じますね。1983年までの3年間は対象商品が食パンと食事パンのみでした。
「春のパンまつり」開始以前にも「ミニスナックゴールド(1968年)」や「ナイススティック(1977年)」などは発売されていましたが、1981年の第1回の「春の食パンまつり」というキャンペーン名のとおり、初めは対象商品に入っていなかったのです!
1984年 対象商品にあの菓子パンが仲間入り!
1984年 白いサラダボール
菓子パンはいつから対象商品として加わったのかというと、1984年。「ランチパック」や「スナックスティック」が対象商品として登場していたのが、下の写真でわかります。ちなみに、ランチパックを発売したのはこの1984年でした。
1989年 「白いお皿」交換枚数1,000万枚突破!
1989年 ワンディッシュ皿
この年、「白いお皿」の交換枚数が1,000万枚を記録しました!たくさんのご家庭で白いお皿を愛用いただき、「春のパンまつり」も楽しんでいただけていたことがわかります。この年のお皿は歴代1位の大きさを誇る「ワンディッシュ皿」。パンと料理をワンディッシュにまとめることができ、ささっと食べたい朝食にぴったりなお皿でした。
ちなみに、1989年は「はちみつレモン」が新たな飲み物として一大ブームになった年でもあります!ヤマザキでも流行を取り入れ、「はちみつレモンシリーズ」を発売。当時の人気商品となりました。(現在は販売していません)
1991年 さらに広がる、「春のパンまつり」の菓子パンレパートリー!
1991年 白いデリッシュボール
1990年当時のパッケージ
「高級つぶあん」をはじめ、定番の菓子パンにヤマザキのこだわりを詰め込みグレードアップさせた「高級シリーズ」。今も店頭に並ぶこのシリーズが生まれたのは1990年でした。その翌年の1991年、「高級シリーズ」が「春のパンまつり」対象商品に加わり、翌年以降も菓子パンのレパートリーが広がっていきました。
さらに、第一回目の「春のパンまつり」から10年、「白いお皿」の累計交換枚数が1億枚を突破!「春のパンまつり」と菓子パン共に、1991年は記念すべき年でもあるんです。
1993年 かわいらしい「フリル皿」が人気に
1993年 白いフローラルディッシュ
お花の形をイメージした白いお皿は、「花の、花模様の」という意味から「フローラルディッシュ」と名付けられました。フリルのやさしいデザインが好評を博し、これ以降8年間フリルのデザインが続いたほどです。同じ1993年に発売された菓子パンが「チョコチップスナック」。お子さまも大人もご満足いただける軽い口あたりのスナックパンです。
1994年 白いお皿にはじめての小鉢タイプが登場!
1994年 白いファンタジーボール
春のパンまつり開始以来、初めての小鉢タイプが採用されたのがこの年。
波打つような美しい縁取りのデザインにこだわり、「ファンタジーボール」の愛称で親しまれました。
この年に発売した菓子パンは「スイートブール」。Twitter上では、「外側にはみ出たクッキー生地がお気に入り!」という声も多い、ボリュームたっぷりのビッグサイズの菓子パンです。
1999年 山崎製パン創業50周年記念「ダブルチャンス」を実施!
1999年 白いワンディッシュ
山崎製パン創業50周年を記念し、1983年以来2回目の「春のパンまつり」のダブルチャンスを行ったのが1999年。抽選で東京ディズニーランドのパスポートが5000組にプレゼントされました。可愛らしい縁取りのデザインで、幅16cm×奥行16cm×高さ3.5cmと使いやすいサイズ感。
この年の発売商品は、冷凍したりリベイクしたりとアレンジ派が増加中の「北海道チーズ蒸しケーキ」と、1個食べればお腹いっぱいになるボリューム満点の「大きなメンチカツドーナツ」です。
2000年 交換枚数がはじめて2,000万枚に!
2000年 大きなワンディッシュ
初めて交換枚数2,000万枚を記録した2000年の白いお皿。好評だった前年と同じデザインで、サイズを幅17.5cm×奥行17.5cm×高さ3.5cmと少し大きくしたことから、名前も「大きなワンディッシュ」に。この年も、抽選で東京ディズニーランドのパスポートが当たるダブルチャンスを行いました。2000年の発売商品は、チーズやマヨネーズ、レタスなどを挟んでアレンジもできるおいしい組み合わせが詰まった「大きなハム&たまご」。
2012年 交換枚数歴代1位の「白いモーニングボウル」
2012年 白いモーニングボウル
2012年は、歴代1位の交換枚数2269万枚を記録し、累計交換枚数が4億枚を突破しました。ちょっと深めで使い勝手がよく、子ども用や一人サイズのマイボウルとして最適なお皿。
その年の発売商品「ロイヤルブレッド」。ヤマザキの食パンのトップブランドとなった「ロイヤルブレッド」は、そのままでもトーストしてもおいしい食パンの王道です。
2018年 白いお皿の累計交換枚数が5億枚を突破!
2018年 白いスクエアディッシュ
この年のお皿は「白いスクエアディッシュ」。実は、歴代のお皿の中で四角形のものは2007年の「白いスクエアプレート」とこちらの2種類のみなんですよ。そして、この年にはなんと「白いお皿」の累計交換枚数が5億枚を突破!たくさんのご家庭で「白いお皿」や「春のパンまつり」が親しまれていることを実感する数字です。みなさまのお陰で、今年も43回目の「春のパンまつり」を迎えることができました!
この2018年に発売したのは、「The 平成のヒット商品シリーズ」です。2019年の改元を控え、平成に流行したものが再びブームとなる“平成リバイバル”が活発であったことから、ヤマザキでも平成20年代に発売した数多くの商品の中から特にヒットした菓子パンを厳選し、2018年末から期間限定でリバイバル発売しました。
2023年 フリルのデザインが特徴
2023年 白いフローラルディッシュ
2023年の今年は、フリルのデザインが特徴的な「白いフローラルディッシュ」。テーブルのスタイリングや盛りつけによってかわいらしく見えたりエレガントに見えたり…。レトロっぽい演出にもさりげなく合う表情豊かなお皿です。
今年も2023年2月1日から「春のパンまつり」がスタートしました! ぜひヤマザキの菓子パンを楽しみながら、シールを集めて白いお皿をコレクションしてください!