意外と知らない!? パンと飲み物のおいしい関係
“パンに合うペアリング”で、おうち時間を格上げ!
“おうち時間”が増えて、マンネリしがちな食卓に、今日からできる“パンと飲み物のペアリング”をご紹介します。
パンといっても、チーズ風味や餡の入った和テイストのパン、クリームをサンドしたものなど、味わいはさまざま。
どんなパンにどんな飲み物が合うのか? 口の中でもたらされるマリアージュの効果や、食べ飲み合わせのポイントを掴んで、いつもよりちょっと楽しい食卓に!
ペアリングの極意 その①
チーズ系菓子パンに、コクを共有できる牛乳で、王道のペアリング!
今回試したのは「北海道チーズ蒸しケーキ」と牛乳。
子どもから大人までファンの多いチーズ系の菓子パン。
他のパンに比べてコクのある甘みが特徴ですが、牛乳と食べ合わせることで、乳製品ならではのコクを共有しながら、甘みはスッキリと流してくれます。
ちなみにパンキジ編集部のオススメは、「北海道チーズ蒸しケーキ」と牛乳の組み合わせ。
まずはそのまま楽しみ、次にチーズ蒸しケーキを口に入れた状態で牛乳を少量含んで、スフレ感覚でいただきます。(お行儀が気になる方は、お皿やスプーンの上でも 笑)
もともと生地のきめ細かい「北海道チーズ蒸しケーキ」が、さらに軽い口当たりとなり、朝食にもぴったり!
ペアリングの極意 その②
ナッツの香ばしさを、珈琲がさらに高めてくれる。
「ランチパック(ピーナッツ)」とコーヒー
ピーナッツやクルミ、ヘーゼルナッツなど、特有の旨みや香りを楽しめる、ナッツ系のパンには、香ばしい香りつながりでコーヒーを合わせましょう。
大手コーヒーショップなどでアーモンドラテやヘーゼルナッツラテなどが人気のように、ナッツとコーヒーの相性は誰もが認めるベストコンビ。
今回は、仕事中など忙しい時に最適なワンハンドフード、「ランチパック(ピーナッツ)」に、コーヒーをペアリングしてみました。
「ランチパック」誕生当初から続くロングセラー商品「ピーナッツ」の甘みとなめらかなクリームを、コーヒーの苦みが上手に包み込みます。
コーヒーブレイクのおともにぜひお試しを!
ペアリングの極意 その③
甘〜いミルク系菓子パンには、アーモンドミルクでヘルシーに。
一度食べたら止まらない、「ナイススティック」にアーモンドミルク
懐かしくて、一度食べたら止まらないのが、ミルク系の菓子パン。
甘さも食べ応えもたっぷりの菓子パンが大好きだけど、カロリーが気になるという方におすすめしたいのが、近年ヘルシードリンクとして話題のアーモンドミルクです。
レタスのほぼ10倍とも言われている豊富な食物繊維をもつアーモンドミルクは、牛乳のコクとアーモンドの栄養をいいとこ取り。
ほのかに甘く、ミルクの風味の菓子パンに寄り添う味わいなので、発売から40年以上愛され続けているロングセラー商品「ナイススティック」との組み合わせもぴったりです。
ちょっぴり長めのロールパンに、端から端までたっぷり入ったミルククリームがポイントの「ナイススティック」。
アーモンドミルクの食物繊維に期待して、まろやかなミルクの味わいを、心ゆくまで堪能できます。
ペアリングの極意 その④
あんこの甘みと、ほうじ茶の柔らかい苦味のマリアージュ。
「薄皮つぶあんぱん」には、ほうじ茶がぴったり
おやつの定番、あんこ入りパンには、和菓子のように緑茶を合わせるのもいいですが、パンキジではあえて、香ばしさの際立つほうじ茶をご提案。
令和元年の菓子パン売上ランキングでも、【第2位】に選ばれた、我らが「薄皮つぶあんぱん」なら、1袋に5個も入ってちょっとしたお茶請けにもなる上、あんこの上品な甘みと、ほうじ茶の柔らかい苦味が、口内でゆっくりとマリアージュ。
ぎっしり詰まった粒あんの小豆と、ほうじ茶の煎った香りの相乗効果で、贅沢な旨味を楽しむことができます。
ペアリングの極意 その⑤
果実の酸味とヨーグルトの酸味を合わせて。
果肉たっぷりの「高級ジャムパン」には、飲むヨーグルトを
世界中、幅広い年齢層にファンを持つのがジャムパン。
菓子パンの中でもとくにフルーツや果汁が入ったものは、酸味と相性が良いため、飲むヨーグルトとのペアリングをオススメします。ヨーグルトにフルーツを入れたり、ジャムを入れるアレンジをイメージしましょう。
すっきりとした甘さの果肉入り苺ジャムを丁寧に包み、ふんわりと焼き上げた「高級ジャムパン」なら、甘いだけのジャムとは異なり、果実感や酸味を味わえるため、ヨーグルトとフルーツの相性の良さを改めて感じることができます。
ーcolumnー
ひたひたッ!“ホットミルク・ディップ” をマスター
最後に、おやつの時間をワンランクアップしてくれる、パンとドリンクのちょっとしたアレンジをご紹介!
「チョコチップスナック」や「ミルクチョコクリームコロネ」などチョコレートを使った菓子パン、キリマンジャロ入りクリームをサンドした「コーヒーブッセ」などコーヒーを使った菓子パンに、ぜひ試していただきたいのが、“ホットミルク・ディップ”です。
少し深めのカフェオレボウルに熱々に温めたミルクを注ぎ、菓子パンを少しずつ浸して食べれば、トロッといつもと違った食感が楽しめるだけでなく、ミルクにチョコやコーヒークリームが溶け出していき、最後はカフェオレボウルの中のミルクもほんのり甘い味わいに!
今回紹介したパンや飲み物は、スーパーやコンビニで手軽に買えるものばかり。
気軽に楽しめるパンとドリンクのペアリングで、いつもの“おうち時間”がちょっとだけ贅沢に、より充実した時間になりますように!