べたつかないための下準備
せっかくつくったサンドイッチが、時間がたってベタベタに…という経験はありませんか?これは具の水分のしわざです。野菜は洗った後、しっかりと水を切りましょう。また、野菜など具を挟む前には、パンの内側にマーガリンかバターを塗りましょう。サンドイッチのパンに塗るマーガリンやバターは、味をつけるだけのためではありません。具の水分をパンが吸収しないように防ぎます。
加熱した具は冷ましてから挟むべし
ゆで卵やトンカツなどの火を通したものを具にする場合は、完全に冷めてから挟みましょう。温かいまま挟むと、蒸れてパンがべタつく原因となったり、いっしょに挟んだレタスなどの野菜から水分が出やすくなります。
爪楊枝で押さえてから切るのがポイント
サンドイッチを切るときの悩みのタネは、わきから具がニューッとはみ出してしまうこと。これを防ぐには、つまようじで止めてから切ると上手に切るのが簡単です。四角いパンの対角線上につまようじを2本刺し、その間で半分に切れば、三角形のサンドイッチが二切れできます。
包み方にもひと工夫
サンドイッチをお弁当用に包むには、ラップで密封せず、少し空気が入るようにゆるく包みましょう。ぴっちり包みすぎると、蒸発したパンや具の水分の逃げ場がなくなり、パンが水気を含み、ベタつきの原因となります。
たまにはホットサンドで気分を変えて
ふわふわ白パンのサンドイッチのほかに、こんがり香ばしいホットサンドも試してみませんか?
いつもの具をトーストではさむだけでも違った美味しさが味わえますし、市販のホットサンドメーカーを使って、カフェの定番メニュー「クロックムッシュ(ハムとチーズなどをはさんで焼いたサンドイッチ)」に挑戦するのもおすすめです。カリッと焼けた香ばしいパンとホカホカの具のハーモニーは絶妙。ホットサンドメーカーで焼いたホットサンドは、口がぴったり閉じているので具がはみ出しにくく、屋外でも食べやすいため、お弁当にも最適です。