国産食材の持続可能な利用拡大を目指して

ヤマザキでは、各工場の地元生産者の皆様と協力して、地産地消製品の開発を積極的に行っています。
これにより、地域特産物の利用拡大や規格外農産物の有効利用につながっています。

国産食材の持続可能な利用拡大を目指して
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五郎島金時

PICK UP

五郎島金時

(JA金沢市様、株式会社オハラ様、株式会社金沢ジャーマンベーカリー、名古屋工場との取り組み)

(JA金沢市様、株式会社オハラ様、株式会社金沢ジャーマンベーカリー、名古屋工場との取り組み)

たべまっし 五郎島金時

 五郎島金時は、加賀伝統野菜の代表格で、石川県金沢市の五郎島で主に生産されるさつまいもです。日本で一番の粉質系さつまいものため、他の品種に比べほくほく感が強いのが特徴です。日本海に面した五郎島はさつまいもの成育に最適な砂丘地です。通気性、保水性に富む小さくもなく大きくもない砂丘の土壌が、格別に美味しいさつまいも五郎島金時を育みます。また金沢は全国的にも有名な和菓子どころで、五郎島金時も金沢和菓子に数多く使われています。

たべまっし 五郎島金時

「もったいない」から始まった規格外品の有効利用

 石川県金沢市に本社を置き、食品の加工・製造を行う株式会社オハラ様は、地元のJA金沢市様と連携し、おいしさは同じなのに少し形が悪くて売ることができず、生産者が困っていた五郎島金時の規格外品を、「もったいないから焼き芋ペーストにしてスイートポテトにして売ってみよう」というのがきっかけで、2003年から加工用として受け入れています。

「もったいない」から始まった規格外品の有効利用

取り組みの始まりは地元金沢ジャーマンベーカリー
そして名古屋工場から全国発売へ

 ヤマザキグループの(株)金沢ジャーマンベーカリーは、地元に根付いた企業を目指すベーカリーカフェです。(株)オハラ様の取り組みに賛同し、2012年五郎島金時のフィリングを使用したパンを販売し大好評でした。

  • 金沢ジャーマンベーカリー

    1969年創業の地元に根付いた
    (株)金沢ジャーマンベーカリー

  • 五郎島金時デニッシュ

    現在も売行き好評な五郎島金時デニッシュ

 お客様の支持をいただき更なる五郎島金時利用拡大のため、(株)金沢ジャーマンベーカリーは名古屋工場を(株)オハラ様に紹介したところ、小原社長自ら実際に名古屋工場に来ていただき、製品開発を一緒に取り組みました。
  五郎島金時の味を引き立て相性ピッタリなマーガリンを使用した 「ランチパック五郎島金時芋あん&マーガリン」を2013年に開発し、名古屋工場エリア(愛知・岐阜・三重)で発売しました。翌年には「日本全国ランチパック選手権」で全国発売し、とても好評をいただきました。
 2013年以降も毎年五郎島金時製品を開発・販売し、2019年10月からは、「サンドロール(五郎島金時芋あん&マーガリン)」を発売しています。製品開発を担当する名古屋工場の馬場は、「五郎島金時芋の香りと甘みがサンドロールのしっとりとした生地に良く合います。」とPRしています。

「ランチパック五郎島金時芋あん&マーガリン」「サンドロール(五郎島金時芋あん&マーガリン)」 (左)JA金沢市五郎島 さつまいも部会長 西村浩一様(右)株式会社オハラ 代表取締役社長 小原繁様

(左)JA金沢市五郎島 さつまいも部会長 西村浩一様
「ランチパックになって生産者も喜びました。上白糖のような甘さで、加工品に適しています。」

(右)株式会社オハラ 代表取締役社長 小原繁様
「五郎島金時の加工品としての用途を広げてくれたのは山崎製パンです。全国発売してくれて大変ありがたいです。」


さらなるブランド力向上に向けて

 JA金沢市の組合長橋田様からは「生産者は熱意を持って農産物を生産しています。丹精込めて作った五郎島金時なので、ランチパックになったときはみんな心から喜び、生産意欲が湧いて後継者も増えました。次から次へ若い人が育っています。ブランド力を全国に発信していこうと士気が上がりました。」と評価をいただいています。ヤマザキでは引き続き、JA金沢市様のご協力をいただきながら、地産地消製品の開発・規格外品の有効利用を推進してまいります。

さらなるブランド力向上に向けて

(前列左から)
JA金沢市代表理事組合長 橋田満様
JA金沢市営農部園芸販売課長 西本尚平様
(後列左から)
当社名古屋工場 営業課長 山口和寿
株式会社金沢ジャーマンベーカリー 代表取締役社長 竹内靖
当社名古屋工場 総務課長 元和木悠、営業課 馬場昭典