環境教育、地域清掃活動
環境活動、環境情報の発信
環境教育
当社は、全工場に「工場環境推進会議」を設置し、従業員の環境意識の向上を図るとともに、従業員への環境教育に取り組んでいます。特に、プラスチックごみ問題や気候変動問題、食品ロス問題等に対応する法改正等の社会動向とそれらに対する当社の取り組みをテーマとしており、新たに施行された「改正地球温暖化対策推進法」や「プラスチック資源循環促進法」等の解説に加えて、当社がパンや和洋菓子等のプラスチック製容器包装を簡素化し、家庭での廃棄物の発生抑制と石油資源の節約につなげていることを説明しました。
工場環境推進会議の開催(武蔵野工場)
環境パトロール
工場で定期的に環境推進委員による環境パトロールを行っています。事務所や生産ラインを巡回し、節電や節水、排出物の分別状況などを定期的にチェックしながら、従業員への協力を呼びかけています。
環境パトロール(杉並工場)
環境情報の共有、従業員啓発
当社は、従業員向けに「社報やまざき」(約8,000部発行)を毎月発刊しています。その中で、環境情報を紹介するコーナー「エコらいふ」を設け、従業員の環境意識の向上を図っています。また、工場においても、独自の「環境壁新聞」を作成し、エネルギー使用量や排出物の発生状況などの環境情報を従業員と共有化し、さらなる環境推進への協力を呼びかけています。
環境壁新聞(阪南工場)
出張授業、環境イベント出展
当社は、環境問題について次代を担う子どもたちに学んでもらう機会づくりを強化したいという自治体の方針に賛同し、学習を希望する小学校、中学校で出張授業を行って
います。2022年は食品ロス問題やプラスチックごみ問題に対応する当社の取り組み等について紹介しました。
また当社は、各地の自治体が主催する環境イベントへの出展に積極的に取り組んでいます。食品ロス削減の取り組みやプラスチック削減への取り組み、CO2削減の取り組みなど、持続可能な社会の実現につながる具体的な取り組みを紹介しています。
柴田町の中学校での出張授業(仙台工場)
にいがた市民環境フェア出展(新潟工場)
河川清掃活動、森林と水源を保全する活動
生物多様性を守る取り組みの一つとして、森林や海の生態系を保全する活動が重要視されています。当社は、マイクロプラスチックによる海洋プラスチック汚染の防止のため、工場近隣の河川や地域の清掃活動を地域の皆様と一緒に取り組んでいます。2022年は、全国で年間56回実施しました。地域貢献のみならず、当社の従業員の環境保全意識の向上にもつながっています。
また当社は、生物多様性保全に向けた取り組みとして、地球温暖化の原因である二酸化炭素の吸収源増加と、生態系保全、豪雨などの自然災害に強い森林づくりのために、地域の皆様と森林保全活動に取り組んでいます。
※マイクロプラスチックとは、市街地や河川などから投棄されたプラスチック製品が海に流れ着き、紫外線や波などによって細かく砕かれた海洋プラスチックゴミです。自然分解されないため、海の生態系への影響が世界的に懸念されています。
-
本社(江戸川クリーン作戦 2023年5月)
創業の地市川の河川敷周辺にて、マイクロプラスチックの原因となるプラスチックごみを中心に清掃活動を行いました。 -
松戸第一工場 (松戸駅周辺ポイ捨てウォッチング 2022年11月)
千葉県松戸市の駅周辺の清掃活動に参加しました。 -
千葉工場(ごみゼロクリーンデー 2022年5月)
千葉市美浜区の清掃活動に参加しました。 -
大阪第一工場 (万博ごみゼロウォーク 2022年11月)
大阪府吹田市にある万博記念公園周辺の清掃活動に参加しました。 -
広島工場 (クリーン太田川 2022年7月)
広島県広島市流域の太田川河川敷の清掃活動に参加しました。 -
熊本工場 (2023年3月)
熊本県西部にある金峰山で、NPO法人「金峰・有明環境会議」の方々とともに、生物多様性を 保つための広葉樹植樹作業を行いました。
本社(2023年4月)
創業の地市川市の市民ボランティアの皆様にご協力いただき、千葉県山武市の社有地で竹林整備を毎年行っています。