石油資源の効率的な利用(発生抑制と再生利用)

容器包装削減
(9割以上を占めるプラスチック容器包装の減容化)

 ヤマザキでは、食品の安全衛生の確保と品質の保持を第一に考え、容器包装の設計と選択を行っています。そのうえで、一般社 団法人日本パン工業会が定める「容器包装の3R推進に係る自主行動計画」に基づき、可能な限り、容器包装の簡素化・軽量化を 図るとともに、環境に配慮された容器包装を利用することによる、資源の節約と家庭での廃棄物の発生抑制に努めています。

  • 食パン「新食感宣言ルヴァン」の袋の寸法見直し

     2018年9月から、食パンの「新食感宣言ルヴァン」の袋の寸法をミリ単位で見直し、製品1個当たりの容器包装重量を約1.3%削減し、年間約 800kgのプラスチック資源を削減しました。

    食パン「新食感宣言ルヴァン」の袋の寸法見直し
  • 菓子パン「高級シリーズ」の袋の材質見直し

     2018年11月から、菓子パンの高級シリーズの袋素材をプラスチックの複合素材から単体の素材に変更しました。これにより、製品1個当たりの容器包装重量を約31%削減し、年間で56トンのプラスチック資源を削減しました

    菓子パン「高級シリーズ」の袋の材質見直し
  • 購買第二部第三課 越後英俊
  • 製品の安全性を保ちながら、容器包装のムダ削減に取り組んでいます

    購買第二部第三課 越後英俊

  •  私たちは、それぞれの製品に最適な寸法の容器包装を提供出来るように日々取り組んでいます。容器包装の寸法を決める際は、試作品のパンを取り寄せて無駄の無いサイズになるように関係部署と連携を取りながら一品ずつ丁寧に確認を行っています。今後も、中身だけでなくお客様の取り扱いやすさなどの利便性を含めた製品の品質が保てる事を前提に、寸法・厚み・材質等の見直しを行い、容器包装のムダ削減につなげていきます。

容器包装リサイクル法への対応

 1997年に容器包装リサイクル法が施行されて以来ヤマザキでは、容器包装の削減の取り組みとともに、家庭で消費されるヤマザキ製品の容器包装のリサイクルを公益財団法人日本容器包装リサイクル協会に委託しています。
 2018年度は、22,490トンの容器包装を利用し再商品化委託料として約5億円(実質費用)を負担しました。

容器包装の再商品化委託料と容器包装重量の推移

容器包装の再商品化委託料と容器包装重量の推移
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植物性インキの使用

 ヤマザキでは、製品の容器包装に使用するインキについて、一部植物由来の原料に置き換えられた、環境配慮型インキの使用を積極的に進めており、現在半分以上の製品に採用しています。この取り組みによって、化石燃料の使用量削減と温室効果ガス発生量削減につなげています。

植物性インキの使用

販売店様への納品容器の再生利用

 ヤマザキでは、創業当初からパンの納品に、繰り返し使用できる「番重(ばんじゅう)」と呼ばれる容器を用いること で、段ボールなどの梱包材の発生を抑制してきました。
1967年からは従来の木製に替わりプラスチック製番重を開発・導入し、販売店様への納品に約520万枚利用しています。
2008年からは、番重メーカー様と協力し、長期間使用した番重を新しい番重の原料として再生利用する取り組 みを開始しており、資源の有効利用に努めています。

販売店様への納品容器の再生利用

プラスチック類の再生利用

 ヤマザキでは、食パン加工製品を生産する過程で一時的に加工用食パン(三斤)を保管するためにプラスチック製の袋を使用しており、そのリサイクルを推進しています。
さらに一歩すすんだ取り組みとして、処理先のプラスチック再生業者の協力のもと、3工場(武蔵野工場、古河工場、広島工場)ではゴミ袋に再生加工、千葉工場ではパレットに再生加工して工場で使用しています。
ごみ袋は消耗品であるため継続的に原料が必要となることから、リサイクルが円滑にすすむという利点があります。

プラスチック類の再生利用

神戸大学「減装(へらそう)研究会」との家庭ごみを削減する取り組み

 ヤマザキでは、神戸大学の教授、学生を中心に活動するNPO法人「ごみじゃぱん」が主催する「減装(へらそう)研究会」に参 加しています。
同研究会では同NPOが推奨する「容器包装が少ない商品」=「減装(へらそう)商品」を、お客様が積極的に選ん で購入する買い物行動=減装(へらそう)ショッピングの普及・定着による家庭ごみの削減に向けた社会実験を行っています。

容器包装の軽量化による家庭ごみの削減

 ヤマザキでは2011年7月から、NPO法人「ごみじゃぱん」が推奨する「減装商品」のロゴマークを包装に表示した製品の発 売を開始し、2018年9月までに延べ22品発売しています。
従来の包装形態から、留め具の使用を中止し、袋をコンパクトにす ることで、重量を約30~40%軽量化し、累計約320トンの家庭ごみの削減と資源の節減につなげています。

神戸大学「減装(へらそう)研究会」との家庭ごみを削減する取り組み
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